埼玉県所沢市の歯医者、新所沢ぎぼ歯科・矯正歯科院長の儀保逸哉です。 今回は、「子どもの矯正治療を始める時期と選び方のポイント」についてお話をしていきます。
結論からお伝えすると、子どもの矯正治療を始める最適な時期は、お子様の歯並びの状態や成長段階によって大きく異なります。一概に「〇歳から」と決めることはできませんが、早期に歯科医師に相談することで、適切な時期に適切な治療を受けることが重要です。今回のブログでは、子どもの矯正治療を始める時期の見極め方、治療方法の選び方、そして歯科医院選びのポイントについてお伝えします。
目次
□子どもの矯正治療の重要性
□矯正治療を始める適切な時期
□子どもの矯正治療の種類と特徴
□歯科医院選びの重要なポイント
□まとめ
□子どもの矯正治療の重要性
子どもの矯正治療は、単に歯並びを綺麗にするだけでなく、以下のような重要な役割を果たします。
咀嚼機能の改善: しっかりと噛むことで、栄養の吸収を助け、顎の発達を促進します。
発音の改善: 歯並びが原因で発音が不明瞭になる場合、矯正治療によって改善が期待できます。
むし歯や歯周病の予防: 歯並びが悪いと歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
心身の発達への好影響: 整った歯並びは、お子様の笑顔に自信を与え、心身の発達にも良い影響を与えます。
□ 矯正治療を始める適切な時期
矯正治療を始める時期は、お子様の歯並びの状態や成長段階によって異なります。大きく分けて、乳歯列期、混合歯列期、永久歯列期に分けられます。
・乳歯列期(3歳〜6歳頃)
乳歯列期は、受け口(反対咬合)など、顎の骨格に問題がある場合に治療を開始することがあります。早期に治療を行うことで、顎の正常な成長を促し、将来的な本格的な矯正治療を軽減できる可能性があります。
・ 混合歯列期(6歳〜12歳頃)
混合歯列期は、乳歯と永久歯が混在する時期で、顎の成長を利用した矯正治療が効果的に行える時期です。この時期に治療を開始することで、顎の骨格のバランスを整えたり、永久歯が正しい位置に生えるように誘導したりすることができます。
・永久歯列期(12歳以降)
永久歯列期は、すべての歯が永久歯に生え変わった後の時期です。この時期からでも矯正治療は可能ですが、顎の成長を利用した治療は難しくなるため、歯を動かすことによる治療が中心となります。
□子どもの矯正治療の種類と特徴
子どもの矯正治療には、大きく分けて顎の成長をコントロールする治療と、歯並びを整える治療があります。
・ 顎の成長をコントロールする治療
顎の成長をコントロールする治療は、主に混合歯列期に行われます。顎の成長を促進したり、抑制したりする装置を使用し、顎の骨格のバランスを整えます。代表的な装置としては、上顎前方牽引装置やヘッドギアなどがあります。
・歯並びを整える治療
歯並びを整える治療は、主に永久歯列期に行われます。ブラケットとワイヤーを使用したワイヤー矯正や、マウスピース型の矯正装置を使用するマウスピース矯正などがあります。
□歯科医院選びの重要なポイント
子どもの矯正治療は、長期間にわたる治療となるため、歯科医院選びは非常に重要です。以下のポイントを参考に、信頼できる歯科医院を選びましょう。
・ 矯正治療の専門医であるか
矯正治療は専門的な知識と技術が必要となるため、矯正治療の専門医であるかどうかを確認することが重要です。
・丁寧な説明とコミュニケーション
治療内容や費用について、丁寧な説明があるか、疑問や不安にしっかりと答えてくれるかなど、コミュニケーションが取りやすいかどうかも重要なポイントです。
・治療費用と支払い方法
治療費用は歯科医院によって異なるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。また、分割払いなどの支払い方法についても確認しておくと安心です。
□まとめ
子どもの矯正治療は、適切な時期に開始することで、より効果的な治療を行うことができます。早期に歯科医師に相談し、お子様の歯並びの状態を把握することが重要です。歯科医院選びも慎重に行い、信頼できる歯科医師と二人三脚で治療を進めていきましょう。
新所沢ぎぼ歯科・矯正歯科では、お子様の健やかな成長をサポートするため、丁寧な矯正治療を心がけております。お口のことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
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