新所沢ぎぼ歯科・矯正歯科クリニック|新所沢駅東口の目の前にある歯科 / 矯正歯科

〒359-0044 埼玉県所沢市松葉町2-22 矢島ビル2階
プレオルソ マウスピース矯正 33,000円|取り外しできる・痛みが少ない・健やかなお口の成長をサポート

小児矯正とは?

矯正治療には、成人矯正と小児矯正があります。成人矯正とは、永久歯が全て生えそろった12歳~14歳以上から成人にかけて行う、全ての歯の歯並びを並べていく本格的な矯正治療です。使える装置も表側矯正、裏側矯正、マウスピース矯正など様々です。イメージ的には、まず小児矯正を1段階目で行った後に、成人矯正で2段階目(永久歯全てのコントロール)の治療を行っていきます。では、小児矯正とはどのようなものなのでしょうか? 子供の矯正するタイミングとしては、いくつかのステージがありますので、その時のお口の状態とその時期の治療法を説明していきます。

小児矯正は「歯並び」だけを見る治療ではありません

お子さまの歯並びや噛み合わせは、単純に「歯が大きい」「歯が並ぶスペースが足りない」といった理由だけで決まるものではありません。

歯並びには、顎の骨格、歯の生え方、お口の使い方、歯が並ぶためのスペースなど、さまざまな要素が関係しています。

歯並びに影響する4つのポイント

小児矯正を考える際には、主に次のような点を確認します。

① 顎の骨格や上下の顎のバランス

上顎と下顎の大きさや前後的な位置関係など、骨格的なバランスは歯並びや噛み合わせに大きく影響します。

② 歯の生え方や位置

本来とは異なる位置に歯ができていたり、永久歯がなかなか生えてこなかったりするなど、歯の萌出に関する問題が歯並びに影響することがあります。

③ お口の使い方や習慣

舌の位置、口呼吸、飲み込み方、発音、頬や唇の使い方など、日常的なお口の動きも歯並びと深く関係しています。特に、口呼吸や舌の癖などが長く続くと、歯列や顎の成長に影響する場合があります。

④ 歯が並ぶためのスペース

顎の大きさに対して歯が大きい場合や、歯列の幅が十分でない場合などには、歯がきれいに並ぶためのスペースが不足することがあります。

このように、歯並びを考える際には「今、歯がどのように並んでいるか」だけではなく、顎の成長やお口の機能、永久歯が生えてくる環境まで含めて考えることが大切です。

なぜ子どもの頃から矯正を考えるの?

小児矯正の大きな特徴は、成長していく時期に治療を行えることです。

お子さまの顎や歯列は、成長とともに少しずつ変化していきます。そのため、永久歯がすべて生えそろってから歯を動かすだけではなく、成長段階に合わせて顎の発育や歯が並ぶ環境を整えていくという考え方があります。

特に乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」は、今後の歯並びや噛み合わせを考えるうえで重要な時期です。この時期に歯列やお口の使い方を確認し、必要な部分を早めに整えておくことで、将来的な矯正治療をよりスムーズに進められる場合があります。

ただし、すべてのお子さまに早期の矯正治療が必要というわけではありません。成長の状態や歯の生え方、噛み合わせ、お口の機能などを確認したうえで、そのお子さまに適した治療開始時期を判断することが大切です。

一期治療(乳歯列期・混合歯列期の矯正)

一期治療は、乳歯と永久歯が混在する6〜10歳頃を目安に行う矯正治療です。永久歯がすべて生えそろう前に、顎の成長を上手に利用しながら、将来的にきれいな歯並びが育つための「土台づくり」を行います。この時期は顎の骨がまだやわらかく発育途中にあるため、狭い顎を無理なく広げたり、上下の顎のバランスを整えたりすることが可能です。歯を並べるための十分なスペースを確保できれば、永久歯が生えそろったときに歯を抜かずに済むケースも多く、また受け口や出っ歯といった骨格的な問題にも早い段階でアプローチできます。お子さまにとっては、指しゃぶりや口呼吸、舌の癖といった歯並びに影響を与える生活習慣を見直すきっかけにもなり、将来の二期治療の負担を軽くする効果も期待できます。

二期治療(永久歯列期の矯正)

二期治療は、永久歯がすべて生えそろった後、主に中学生以降を目安に行う矯正治療です。一期治療で整えた土台の上に、ワイヤーやマウスピースなどの装置を使って歯を一本一本ていねいに動かし、噛み合わせや歯並びを最終的に仕上げていきます。一期治療をすでに受けているお子さまの場合、顎のスペースや骨格のバランスがある程度整っているため、二期治療での抜歯の必要性が減ったり、治療期間が短縮できたりすることがあります。一方、成長を待ってから初めて矯正を検討される場合でも、この時期からしっかりと二期治療を行うことで、見た目の美しさと機能的な噛み合わせの両方を実現することができます。

小児矯正を始めるタイミング

お子さまの成長段階によって、行える治療や治療の目的は変わります。ここでは、年齢とお口の状態ごとに、どのような治療を行うのかをご説明します。

乳歯のみの時期(乳歯列期)(~6歳)

乳歯のみの時期であり、積極的に矯正治療で介入しにくい時期です。夜だけ使う柔らかい材料の装置(トレーナー)や指しゃぶりの癖を治します。経過観察や指導がメインになります。

乳歯と永久歯が混ざっている時期:早い時期(混合歯列前期)(6歳~10歳)

上下の前歯4本(上下顎中切歯と側切歯)と6歳臼歯が全て生え終わったあたりになると小児の矯正ができる時期になります。出っ歯さんや受け口さん、ガタガタさんは症状が軽度、中程度、重度のどの状態かを確認する必要があります。 小児矯正の目的としては、重度の症状が出ている場合に、症状を中度、軽度にしてあげて成人矯正で治しやすくすることです。小児矯正だけで治るケースは少ないです。そのため当院では子供の治療と大人の治療の2段階の治療を行っております。状況によっては成人矯正からやった方が期間も費用も抑えられることがありますので、この時期に1度ご相談ください。 この時期に見逃してはならない方がいます。受け口(反対咬合)の方だけは必ず矯正の相談を受けてください。それはなぜかと言いますと、受け口は成長期にさらにひどくなるからです。そのためこの時期にちゃんと前歯の重なりを正常にしてあげて、成長期を迎えることによって受け口が悪化するのを防げる可能性があります。受け口の子供さんは時期のアプローチで、成長期でどのくらい顎が出てくるかが決まるので注意が必要です。

乳歯と永久歯が混ざっている時期:終盤(混合歯列期後期)(10歳~12歳)

ほとんど永久歯に生え変わってきており、残っている乳歯が少ない状態です。この時期にはそろそろ小児矯正もできなくなってくる時期です。この時期で始める場合には、ほぼ成人矯正へ移行する可能性が高いです。その場合には、今から始めてそのまま継続で成人矯正へ移行するか、または今は治療を待って成人矯正(12歳~)からスタートするかを患者様に選んでもらっております。この場合にも、急いで始めても永久歯が全て生えそろうまで待つことになりますので、時間と費用の無駄使いになる可能性がありますので、スタート時期は慎重に決める必要があります。

このような歯並びの子は矯正治療が必要かもしれません

チェックしてみてください。

乳歯のみの時点でスペースがない→将来的なスペース不足
前歯にガタガタがある→叢生
出っ歯さんである(上下の前歯の差がとても大きい)→上顎前突
上下の前歯に隙間があり、麺類が咬み切れない。
『サ』行の発音が悪い→開咬
受け口傾向である→反対咬合(要注意)
上下の前歯が接していて同じくらいの位置にある→切端咬合
自然にお口が閉じれない→上顎前突 or 上下顎前突
上下の歯の真ん中が大きくずれている(要注意)→顔面非対称

下図は、乳歯期に起こり得る不正咬合の種類です。
ご自身のお子さまで下図のような歯並びの方はいらっしゃいますか?

乳歯の不正咬合の種類(上顎前突・下顎前突・開咬・過蓋咬合・交叉咬合・叢生・空隙歯列・正中離開・反対咬合・切端咬合・口唇閉鎖不全・歯の萌出異常)

プレオルソとは?

プレオルソは、成長期のお子さまを対象としたマウスピース型の矯正装置の一つです。

一般的なワイヤー矯正のように歯に装置を固定するのではなく、取り外しが可能な装置を使用し、歯並びだけでなく、舌や唇などのお口の周囲の筋肉の使い方にも着目して治療を行います。

お子さまの成長やお口の状態に合わせて使用することで、歯が並びやすい環境を整えたり、正しい舌の位置やお口の使い方を身につけることをサポートします。

プレオルソの特徴

取り外しができる

食事や歯磨きの際に取り外すことができるため、固定式の矯正装置と比較して日常生活への負担を抑えやすいことが特徴です。

お口の機能にも着目する

歯を直接動かすことだけを目的とするのではなく、舌や唇などの使い方にも着目し、歯並びに影響する口腔習癖の改善をサポートします。

成長期のお子さまに合わせた治療

顎や歯列が成長していく時期に、お口の環境を整えていくことを目指します。

自宅でのトレーニングと組み合わせる

プレオルソによる治療では、装置を使用するだけでなく、ご家庭でのお口のトレーニングや日常的な習慣も重要になります。お子さまご本人と保護者の方にも治療内容をご理解いただき、一緒に取り組んでいくことが大切です。

プレオルソの使い方

装着を始める前に

まずは歯科医院でお子さまのお口に合うサイズを選びます。プレオルソを付ける前には歯みがきを済ませ、口の中を清潔にしておくことが基本です。初めて装着する際は、医院でスタッフが正しい付け方や唇の閉じ方を確認しながら進めますので、ご自宅ではその手順を思い出しながら付けていただきます。

装着時間の目安と進め方

● 導入期(開始〜2週間程度)

いきなり長時間付けることを目指すのではなく、まずは起きている時間に30分〜1時間ほど、プレオルソを付けることに慣れることを優先します。この段階では「付けられた」という成功体験を積み重ねることが何よりも大切です。

● 定着期(3週間目以降)

プレオルソを付けることに慣れてきたら、日中の装着時間を1〜2時間程度に延ばしつつ、就寝中も継続して付けられるように促していきます。就寝中の装着が安定してくると、1日の合計装着時間は自然と長くなっていきます。

● 装着時間が伸び悩む場合

体調がすぐれない日や集中して勉強や遊びをしている時間は、無理に付ける必要はありません。付けられなかった日があっても、翌日また再開すれば問題ないため、「毎日完璧に」ではなく「続けられる範囲で」という意識で取り組んでいただくようお伝えしています。

● お子さまが嫌がる時の工夫
装着中に絵本の読み聞かせや音楽を聴くなど、気が紛れる時間と組み合わせる
カレンダーやシールなどで装着日を記録し、達成感を持たせる
保護者の方が「一緒に頑張ろうね」と声をかけ、一人で頑張らせない
違和感が強い場合は無理に続けず、いったん外して時間を置いてから再挑戦する

装着への抵抗感は多くのお子さまが通る過程です。叱ったり無理強いしたりすると付けること自体を嫌がるようになってしまうため、できたことを褒めながら少しずつ時間を延ばす関わり方をおすすめしています。

● 装着中に意識してほしいポイント

装着中は、口をしっかり閉じ、鼻で呼吸することを意識します。舌がプレオルソの正しい位置に収まっているか、上下の唇が自然に閉じているかを、保護者の方が時々確認してあげると効果的です。テレビを見ている時間や読書の時間など、お子さまが座って落ち着いていられるタイミングを選ぶと、正しい姿勢と呼吸を保ちやすくなります。

お手入れとメンテナンス

● 日々のお手入れ

使用後はすぐに流水で洗い、目に見える汚れを落とします。歯ブラシで優しくこすり洗いをすると、細かい部分の汚れも落としやすくなります。

● 避けていただきたいこと

熱湯での消毒、電子レンジや食器乾燥機の使用は、装置の変形につながるため避けてください。歯みがき粉やアルコール成分を含む洗浄剤も素材を傷める可能性があるため使用しないようご案内しています。

● 保管方法

使用しない時間帯は、専用ケースに入れて乾燥した状態で保管します。ケースに入れず机の上などに直接置いておくと、変形や紛失、雑菌の付着の原因になるため注意が必要です。

● 装置のチェック

装置に亀裂や大きな変形、著しいすり減りが見られた場合は、自己判断で使用を続けず、次回の来院時、または早めに医院にご相談ください。成長に伴ってサイズが合わなくなることもあるため、定期的な通院時にフィット感を確認することも大切です。

通院時にご確認いただきたいこと

装着時間や慣れ具合、お口の中の変化は、通院のたびにスタッフがチェックいたします。ご自宅での装着状況(装着できた日数や時間帯、嫌がる様子の有無など)を教えていただけると、お子さまに合った装着方法をより具体的にご提案できます。気になることがあれば、些細な内容でも遠慮なくお声がけください。

お子さまの歯並びが気になったら、まずはご相談ください

「前歯が出ている」「歯がガタガタしている」「口がぽかんと開いている」「口呼吸をしている」「舌の位置が気になる」など、お子さまのお口について気になることがあれば、早めに一度ご相談ください。

小児矯正では、歯並びだけを見るのではなく、顎の成長、永久歯の生え方、噛み合わせ、舌や唇などのお口の機能まで総合的に確認することが重要です。

新所沢ぎぼ歯科・矯正歯科クリニックでは、お子さま一人ひとりの成長やお口の状態を確認し、適切な治療開始時期や治療方法をご提案します。

プレオルソを含め、お子さまの歯並びや噛み合わせについて気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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